スーパーGT 第7戦 富士Rd

2009.09.13 Sunday

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    富士でのレースが今年最後という事で、次チェカブログをやらして頂いている事から、何とか良い結果を残したいと思い挑みました。

     

    しかし、土曜日は朝から雨という事で、ウエットのセットを見つける為に色々と探りました。

    ウエットタイヤも、深溝と浅溝と2種類あり、コンパウンドもソフトとハードと1時間45分の中で予選に向けてタイヤ選択をしました。

    雨の量や路面コンディションコンディションで、タイムが出る時と出ない時と分かれるので、

    難しい予選1回目でした。

    ですが何とか2位でスーパーラップ進出が出来ました。

     

    しかし、スーパーラップでは、どうしてもポールポジションが欲しく1コーナーから果敢に攻めてセクター1は全体ベストだったのですが、

    コカコーラコーナーのブレーキでリヤが流れ、少しタイムを落としてしまったので、

    晩回しようとヘアピンコーナーで攻め過ぎてスピンをしてしまいました。

     

    調子が良かっただけに、本当に悔しかったです。

     

    他のマシンがスピンした事や、エンジン交換のマシンでグリッドダウンしたチームがあった為、6位から決勝レースを迎える事になりました。

     

    朝のフリー走行では、ドライコンディションのマシンセットや、タイヤ比較を30分で決めなければならないので大変でした。

    ですが、事前ミーティングである程度の目星を付けておいたので、マシンフィーリングは良かったです。

     

    決勝では、6位から順当にスタートを決めたのですが、1コーナーで僕の目の前で#32がスピン!!

    避けようとした時に、他車のマシンにヒットされたのですが、当たり所が悪かったのか、

    左フロントのタイロッドが曲がり、数周後そのタイロッドが折れてしまい、レーシングスピードで走る事が出来ませんでした。

     

    ピットへ戻りタイロッドを交換してコースに復帰した時には、既に5周遅れになってしまいました。

     

    しかし、今後の為にもタイヤのデータや、マシンのセットがレースに向いていたのかを確認する為に最後までプッシュして走りました。

     

    レースペースは、悪くなかった事を考えると、スタートのアクシデントは正直悔しいですし、かなり凹みました。

     

    何でここまで運が無いのかと思うほど、辛い結果になってしまいました。

     

    ですが、悪い事ばかりでは無く、今回は、マシンセットの方向性も見えてきたので、予選からきっちり良い結果を出せるように次戦のオートポリスで頑張ります。

     

    *タイロッドとは、操舵輪(主に前輪)をハンドル操作に合わせて左右に動かせるために、ステアリングギアボックスから車輪のナックルアームまでを結ぶロッドです。